前回の投稿でゼブラフィッシュを研究に使っていることを書きました。
研究では 卵(受精卵)を採取して使います。ゼブラフィッシュの胚は発生が早く2日後には体の構造がある程度出来上がって薄い殻からでてきます。しかししばらくはあまり泳がずじっと容器の底に横たわっています。
4日目くらいから泳ぐようになりエサも食べ始めます。体の構造もよりしっかりしていきます。おなかには大きな卵黄を抱えていてその栄養も使って大きくなりますが、卵黄は10日程度でなくなってしまうので、それまでにしっかり食べておかないといけません。
仔魚のエサやりにはとても気を使います。うまくエサをとらせることができないと卵黄がなくなる10日目以降にバタバタと死んでしまうためそれまでにエサを食べることを覚えてもらわなければいけません。
エサと同時にこの時期に気を付けなければならないことがあります。