Monday, August 22, 2022

熱と炭酸と車。

皆さんこんにちは


今年の夏は暑い日が多かったですね。今日の岐阜の最高気温は31℃予想ですが、これでもまだ暑さ全盛の時期と比べるとかなり涼しい気になります。

特に7月末くらいは40℃に近い気温の日が続いて、湿度の高さも相まって少し動くだけでぐったりでした。

暑い日は冷たく冷えた炭酸飲料を飲むと、心も体もしゃきっとするのでよく飲んでいました。 箱で買った炭酸飲料が自宅に常備してあったので、毎日一本ずつ仕事にもっていっては、休み時間に飲んでいました。

その日(7月30日)も一缶、鞄のポケットに入れて持って行ったつもりだったのですが、いざ夕方に飲もうと思ってもどこにも見当たらない。昨日持って行った時の記憶を今日と勘違いして、鞄に入れるのを忘れてしまったのだろうと、自分のうっかりさに腹立たしく思っていました。

そして夜、仕事が終わって帰ろうと思い車に乗ったところ、助手席の足元の暗がりに缶が転がっていました。ああ、鞄から落っこちてしまっていたんだと、記憶違いでなかったことにほっとしながら拾い上げようとした時に愕然としました。


「空いておる。」

缶は飲み口ではなく上面全体が、缶切りで開けたかのようにぱっくりと開いていました。そしてその反対側の缶の底は見たこともないくらいに盛り上がっていました。

 

中は空っぽ。

翌日撮影。飲み口は全く開いていない。

底が激しく盛り上がる。

中をのぞくと液体はほとんど残っておらず、中身は周囲にこぼれたものと考えられます。しかし助手席のシートや床もすでに乾いた後でした。

その日は間違いなく猛暑でした。閉めきった車内はかなりの高温になったようです。缶の中の液に溶け込んだ炭酸が気化し、缶の内圧を高め、そして限界がきて缶の上面が爆発的にあいて中身が吹き飛んだようでした。

既に夜の9時半を過ぎていて暗かったので、被害状況は確認せずそのまま帰りました。

翌日見ると車内には炭酸飲料が吹き飛んだあとがいろいろと残っていました。それでもまだましだったのは、今回買ったのはゼロカロリーのもので普通の糖分は入っていなかったため、シートなどがべとべになることはありませんでした。

助手席前のグローブボックス周辺に飛び散った跡。

フロントガラスを通した青空。跡がくっきり。

 飛び散り方を見るとかなりの爆発っぷりだったようです。もし爆発時に近くに人がいれば、その爆発音におどろいたのではないかと思います。気体の力って侮れませんね。

皆さんも飲み物を車内に置くことがあるかもしれませんが、炭酸飲料の場合はくれぐれもお気を付けください。

ありがとう、ゼロシュガー。そして注意をよく読もう。


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